歯石を長期間放置すると・・・?

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歯石を長期間放置すると・・・?

 

山手歯科クリニック戸越公園です。
本日は歯石を放置するリスクについてお話しします。

 

『歯石ってなに?』
「歯に付着した汚れが石灰化した物質」のことを歯石と言います。
プラーク(歯垢)はネバネバしていますが、歯石は石のように硬いです。

 

「リン酸カルシウム」が歯石の主成分であり、「死んだ白血球」や「歯垢」が、涎(よだれ)が含有している「カルシウム」や、ミネラルに分類される「リン」によって硬化していき、歯垢へと変質します。

 

『歯石を長期間放置すると?』
歯石そのものが、直接的に歯周病や虫歯を招くことはなく、あくまでプラークが病気の要因となります。
歯石にも細菌が住みついてはいますが、固まって無害になっています。

ですが、歯石が口内の様々な問題の引き金になる可能性はありますから、結局のところ除去しなければならないことは確かです。

 

『誰でも歯石が発生する可能性があります』
「歯医者での歯のクリーニング」を長期的に行わないでいると、毎日丁寧に歯磨きをしていても、だんだんと歯石ができていくものです。

個々人で「歯石のできやすさ」は違いますし、適切に歯磨きができていれば、歯石ができるまでの速度は遅くすることはできます。
しかし、歯磨きをしていないと、半月くらいでプラークが歯垢に変化すると見られています。

 

また、「6か月に1回程度クリーニングをすればキレイな状態をキープできる」という人もいれば、「クリーニングをしてから1か月もしないうちに歯石ができてくる」という人もいます。

これは、涎によって違いが生じると言われています。
「歯石のできやすさ」は、「歯石を生成する成分が、どれくらい涎に入っているか」によって決まるとされているのです。

また、涎の性質は「唾液検査」をすることで分かるため、受けてみるといいでしょう。

 

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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