2023/04/21
山手歯科クリニック戸越公園です。
今回は、マウスピース型矯正において注意すべきポイントについてお伝えします。
『食事時はマウスピースを外すこと』
マウスピースを装着したまま食事をすると、マウスピースと歯の間に汚れが残り、虫歯のリスクが高まる可能性があります。
そのため、食事前には必ずマウスピースを外しましょう。
「ちょっとしたつまみ食いでも外すべきか」と疑問に思うかもしれませんが、たとえ一口でもマウスピースを外すことが重要です。
また、「糖分が含まれる飲み物」についても、少量であってもマウスピースを外すことが必要です。
「コーヒー」や「お茶」などは虫歯にはなりませんが、マウスピースや歯に着色する可能性があるため、心配な場合はマウスピースを外しておくことをおすすめします。
間食が多い方やジュースをよく飲む方は、マウスピースを都度外す習慣をつけるよりも、生活習慣を変える方が楽かもしれません。
『マウスピースは基本的に「常時装着」が原則』
マウスピース型矯正では、基本的に歯磨きや食事・飲み物を摂取する時以外は、常に装着することが求められます。一時的に外すことは問題ありませんが、その後すぐに装着しましょう。
1日に20時間以上の装着が必要です(マウスピースの種類によっては異なりますが、装着時間が長い方が良いです)。
装着時間が短いと、予定通りに矯正が進まず、矯正期間が延びることがあります。また、マウスピースは自主性が重要で、途中で投げ出さないための精神力が必要です。
慣れるまでは大変かもしれませんが、矯正が完了し美しい歯並びになることをイメージしながら頑張りましょう。
少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございます。
「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者・歯科
『山手歯科クリニック戸越公園』
東京都品川区戸越5丁目10−18
TEL:03-5751-6480
2023/04/07
山手歯科クリニック戸越公園です。
本日は、マウスピース型矯正治療のメリットについてお話します。
④口内炎リスクがない
ワイヤー矯正ではワイヤーが粘膜を傷つけ、口内炎が発生するリスクがありますが、マウスピース型矯正ではその構造上、口内を傷つけることがまずありませんので、口内炎が発生するリスクが低いです。
⑤金属アレルギーの心配がない
マウスピース型矯正では金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して矯正治療を受けられます。
⑥食事制限がほとんどない
マウスピースを外してから食事をするため、食事の制限が基本的になく、硬い食べ物なども通常通り食べられます。
⑦目立ちにくい
マウスピース型矯正で使用するマウスピースは、薄く、透明性に優れているため、矯正期間中でも目立ちません。
以上が、マウスピース型矯正治療のメリットについての説明でした。
少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者・歯科
『山手歯科クリニック戸越公園』
東京都品川区戸越5丁目10−18
TEL:03-5751-6480
2023/02/24
山手歯科クリニック戸越公園です。
本日はマウスピース型矯正のメリットについてお話しします。
『マウスピース型矯正の概要』
マウスピース型矯正治療は、文字通りマウスピースを使用して歯列矯正を行う治療法です。
「ワイヤー矯正にはないメリットがある矯正治療」としても人気があります。
『マウスピース型矯正のメリット』
1.マウスピースが外れてしまうことがほとんどない
「ワイヤー矯正治療」では、装置が外れてしまう可能性がありますが、マウスピース型矯正治療では、意図せず外れることはほとんどありません。
2.自分で外すことが簡単
マウスピースが自動的に外れることはほとんどありませんが、自分で簡単に外すことができます。
食事や歯磨きの前にはマウスピースを外す必要がありますが、それも簡単に行えます。また、例えば「写真を撮るために一旦外す」こともできます。
3.虫歯や歯周病のリスクが少ない
マウスピースを外してからブラッシングすることができるため、普段通りに隅々まで磨くことができます。そのため、虫歯や歯周病のリスクが少ないと言えます。
「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者・歯科
『山手歯科クリニック戸越公園』
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2023/01/26
山手歯科クリニック戸越公園です。
本日は「歯周病のよくある質問」にお答えします。
Q.歯周病と歯槽膿漏は違うものですか?
歯肉に炎症がみられる「歯肉炎」と歯周組織にまで深く炎症が広がった「歯周炎」の2つをまとめて「歯周病」と呼びます。
対する「歯槽膿漏」(しそうのうろう)というのは、慢性的な歯周炎のうち、歯槽と呼ばれる歯の生えている部分の顎の骨の穴や歯周ポケットよりうみで出ていることを指します。
歯磨きのCMなどで耳にするように、割と昔から呼ばれている呼称です。
Q.歯石を取った方が良いとされる理由はなんですか?
歯石というのは、歯に付着した歯垢が取り除かれず、留まることにより、唾液中のカルシウムやリンが沈着して石のように固まってしまったもののことをいいます。
また、歯石の表面というのは、同じく石のようにゴツゴツしているため、細菌がつきやすく、さらに歯垢が溜まりやすい環境をつくってしまいます。
そして、これら、歯垢や歯石は、歯周病の大きな原因の1つです。
歯垢は歯磨きでも取り除けますが、歯石のように固くなると、歯磨きで取り除けなくなるため、歯科医院で除去してもらう必要が出てきます。
どんなに丁寧に歯磨きしていたとしても付着することがあるため、定期的なクリーニングをおすすめしています。
Q.子どもも歯周病になりますか?
はい、なります。
厚生労働省の調査によると、10~14歳の小中学生のうち、約20%の人が歯周病もしくは歯肉炎にかかっているといわれています。
10~14歳ともなると、子どもの歯磨きを見てあげる親御さんは少ないと思いますので、歯と歯茎の境目をよく磨くことを伝えてください。
また同時に、定期的な歯科検診を受けるようにしてください。
Q.歯周病の治療後の注意点を教えてください。
歯周病は、毎日のお手入れがとても大切です。治療後の良い口腔内環境を維持するためにも、適切な歯磨き、デンタルフロスや歯間ブラシの導入、生活習慣の改善など、できることから気をつけていきましょう。
また、歯科医院に定期的に通うという習慣をつけることも重要です。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者・歯科
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TEL:03-5751-6480
2023/01/12
山手歯科クリニック戸越公園です。
本日は歯並びが悪いことで起こる問題についてお話しします。
1:虫歯や歯周病になる可能性が高くなる
歯並びが悪いと、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。これは、歯並びが悪いことで歯磨きが不十分になり、汚れがたまりやすくなるためです。汚れの蓄積を放置しておくと、細菌が繁殖し、虫歯や歯周病の原因となることがあります。
普段から歯に気を遣っていても、歯並びの悪い人と良い人ではリスクに差が出てくるのです。
2:顎関節症になりやすい
歯並びが悪いことによって、顎の関節に過剰なストレスがかかります。負担が蓄積されたり、長期間にわたって継続されたりすると、顎関節症が発症することがあります。口を開け閉めすると痛い、顎のあたりから音がするなどの症状がある場合、すでに顎関節症になっている可能性があります。
他にも、頬杖をつくことが顎関節症の発症につながるケースもあります。左右の咀嚼が均等でない場合も、顎にかかる負担は大きくなります。日常の様々な習慣や動作が顎関節症を引き起こしますが、噛み合わせが正しくないことは大きな要因の一つになります。
3:口臭がひどくなる
歯並びが悪い人は、歯磨きや歯のケアを無視する傾向が強くなります。先ほども述べたように、歯並びが悪いとクリーニングがしにくいので、食べかすがたまりやすくなります。
その結果細菌が繁殖し、不快な口臭につながってしまうのです。歯の位置が悪いと、歯ブラシでしっかりケアしているつもりでも、必ず掃除しきれない部分ができてしまいます。口臭が気になる方は、一度歯並びの矯正を検討してみることをおすすめします。
4:身体全体に影響することも
歯並びの悪さは、様々な体調不良の原因になることがあります。顎関節症になると、肩こりや頭痛、消化不良などの不快な症状を感じることがあります。
顎を囲む筋肉に起こる硬直が全身に広がったり、血液循環に問題を引き起こしたりすることで、思いもよらない不調の原因となるのです。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
「戸越公園駅」から徒歩1分にある歯医者・歯科
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